半導体、AI、回路設計、光エレクトロニクス...
「興味はあるけど決めきれない」そんな気持ち、大歓迎。
ハードとソフト、両方に触れながら、“自分だけの得意”を見つけられる場所です。
電子システム工学科では、「ハードウェア」と「ソフトウェア」の両方を学ぶことで、「ものづくり」の楽しさを体感しながら、未来の技術者としての力を育てます。
3つの特徴を知る
東京電機大学 電子システム工学科は、
あなたの 「創りたい!」 や 「見つけたい!」
を全力でサポートします。
文部科学省:数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定
半導体・回路設計・AI・プログラミングなど、未来をつくる技術を基礎から実践まで幅広く学べる学科です。
東京電機大学工学部電子システム工学科では、「理系ってちょっと気になる」そんな気持ちを、大きなチカラに育てる環境があります。
電気・電子回路、電磁気学、プログラミングなど、ものづくりの土台となる基礎を、確実に身につけられるカリキュラムを用意。1・2年次からしっかり学べるので、「高校の理科や数学に少し苦手意識がある…」という人でも安心です。 学びの先には、スマートフォンやゲーム機、自動運転、医療ロボット、環境モニタリングといった、暮らしを支える最新技術の世界が広がっています。本学科では、そうした技術を動かす「しくみ」をつくる力を、幅広い専門分野で育てます。
卒業研究では、AI(人工知能)やIoT、半導体、光エレクトロニクス、バイオ応用技術など、最先端のテーマに挑戦。教室で学んだ知識を、実験や研究を通じて「自分の手で確かめる」体験が待っています。先端設備と親身な指導のもとで、「アイデアをかたちにする力」を伸ばし、技術で社会に貢献できるエンジニアへ。 あなたの“なんとなく気になる”を、“将来の武器”に変えてみませんか?
3つの特徴を見る 学科パンフレットを見る学科の雰囲気を動画でご紹介します。
電子システム工学科の実験風景:手を動かして学ぶ様子をご覧ください。
本学科は、技術力だけでなく、人間力も育む教育を大切にしています。 将来に向けた成長の場として、自分の強みを見つけられる環境を提供しています。
1年次から4年次まで、個別のアドバイザー制を導入し、定期的な面談や昼食会などコミュニケーションの機会を重視しています。さらに学修・生活・進路などに関する個別の相談にも丁寧に対応しており、高校から大学への学びのギャップを埋める工夫を多数取り入れています。
実験・実習で培ったスキルを活かし、大手電機・情報通信企業、公務員、大学院進学など幅広い進路に対応しています。1年次ワークショップ科目では、企業の方の講演など企業で求められる技術者像を学ぶ機会を設けています。さらに学科卒業生による個別就職説明会やインターンシップも積極的に導入し、就職力を高めています。
プレゼンテーション科目やPBL(課題解決型学習)を通じて、論理的に考え、他者にわかりやすく伝える力を養成します。さらに、「技術者倫理科目」を導入し、技術者として大切にすべき人間力と専門性の両方を兼ね備えた技術者の育成を目指しています。卒業生を輩出した企業のアンケートによれば,本学科の卒業生は真面目で誠実であると高い評価をいただいています。
半導体、AI、通信、制御、光エレクトロニクスなど、現代社会を支える幅広い分野を横断的に学べる本学科では、「自分に合った分野」や「興味を持てるテーマ」に出会える仕組みを整えています。 最初は漠然としていた将来像も、段階的なカリキュラムや研究室での活動を通して、具体的な目標や進路へと形を成していきます。 卒業時には進学・就職を含めた将来の選択肢に確かな自信を持てるようになります。
電子システム工学科の3つの強みをご紹介します。
電子回路やデバイスといったハードウェアと、プログラミングやAIなどのソフトウェアの両方を深く学び、アイデアを形にする真の「ものづくり」能力を養います。この両面からのアプローチで、多様な技術課題に対応できる力を身につけます。
電子回路設計からマイコン制御、プログラミング、そしてAIモデルの構築まで、実際の機器を操作しながら段階的に学びます。ハードウェアとソフトウェアの両方を自在に扱える技術者を育成し、次世代のテクノロジーを支えるエンジニアを目指します。 理論と実践を融合させた学びを通じて、将来の進路選択やキャリア形成に直結する確かな専門スキルを身につけられます。
座学で学んだ理論を、最新の測定機器やマイコンを用いた豊富な演習・実験を通じて深く理解します。 1年次から段階的に実践力を積み上げ、自ら課題を発見・解決できる技術者として成長できる環境を提供します。
1年次のワークショップからスタートし、マイコン制御、信号処理、レーザー実験など、基礎から応用までを段階的に学びます。少人数グループ制を採用することで、一人ひとりが主体的に実験に取り組み、実践的な技術を体験しながら学ぶことができます。また実験レポートの作成を通じて、論理的思考力や考察力を養い、データを分析し理論と照らし合わせて考える力を培います。
AI・半導体・光通信・ロボットという成長著しい分野を横断的に学修します。これらの先端技術と社会課題をつなぐ創造力を育成し、次世代の技術革新をリードする人材を育てます。 急速に発展するテクノロジー社会において、複数の専門分野を理解し応用できる総合的な視点を持ったエンジニアを目指します。
半導体材料・AI・IoT・光通信・バイオテクノロジーなど、今後の社会に不可欠な先端分野を横断的に学ぶことで、 未来の技術を構想し創造する力を育みます。各分野の第一線で活躍する教員の指導のもと、 最先端の研究に触れながら専門性を深められます。大学院ではさらに研究を発展させ、 その成果を国内外の学会で広く社会に発信しています。
基礎から専門、そして最先端へ。系統的な学びでステップアップ。
高校までの数学・物理を基礎から丁寧に復習し、プログラミングや電気回路の初歩を実際に手を動かして学びます。
電気電子回路や情報通信のしくみを本格的に学習。センサーやマイコン制御の実験を通じて「つなぐ技術」を習得します。
信号処理、半導体物性、回路設計などの専門分野に触れ、実験実習を通して「応用力」と「発想力」を高めます。
自らテーマを設定し卒業研究に取り組みます。学科で培った知識とスキルを活かし、社会課題に挑戦します。
卒業生は多様な分野で活躍しています。最新の進路状況や主な就職先をご紹介します。
三菱電機、シャープ、ニコン など
Honda、スズキ、トヨタシステムズ など
KDDI、ドコモCS、富士ソフト など
JR東日本、関電工 など
国家・地方公務員、本学・他大学大学院 など
※年度別の詳細な進路情報は入試要項または大学HPをご覧ください。
最先端の研究に触れ、未来を切り拓く。あなたの興味がきっと見つかる。
専門分野:ディジタル集積回路設計、組合せ最適化アルゴリズム
担当講義:情報理論、論理回路設計、ホームエレクトロニクス、コンピュータアーキテクチャ、電気電子機器 ほか
進化ハードウェアや専用プロセッサの設計を通じて、次世代の情報処理システムを開発。AIやIoT時代に求められる高性能・低消費電力の回路設計技術を学べます。論理的思考と創造力を育む環境が整っています。
専門分野:電子情報工学、信号処理工学、画像処理工学
担当講義:電子回路Ⅰ、信号処理、電気電子キャリア演習、応用信号処理 ほか
信号・画像処理技術を駆使し、パターン認識やセキュリティ応用など多彩な分野に挑戦。デジタル社会を支える基盤技術を学び、実践的なスキルを身につけられます。
専門分野:光半導体デバイス、光エレクトロニクス
担当講義:光エレクトロニクス、電磁気学Ⅱ、光通信工学、光情報処理 ほか
光半導体デバイスや光通信システムの研究を通じて、エネルギー効率の高い通信技術や環境計測への応用を探求。光エレクトロニクスの最前線で活躍する力を養います。
専門分野:レーザー応用工学、量子エレクトロニクス
担当講義:基礎光学、量子物理学、プログラミングⅠ、非線形光学 ほか
レーザー技術を活用し、光周波数コムや非線形光学の研究を展開。精密計測や次世代通信への応用を目指し、先端光技術の理解と応用力を深めます。
専門分野:計算機科学、情報処理
担当講義:電気回路基礎、電気回路Ⅰ、プログラミングⅡ、回路解析、マイクロプロセッサ応用 ほか
3Dボリュームディスプレイなど、光の残像を利用した立体表示技術の研究を行っています。視覚情報の新たな表現方法を探求し、未来の表示技術を創造します。
専門分野:集積回路工学、VLSIテスト
担当講義:論理システム設計、電子計測、センサーエレクトロニクス、電子回路Ⅱ ほか
高信頼性を備えた集積回路の設計技術を研究。IoTや組込みシステムに不可欠な小型・高性能な回路設計を学び、実社会での応用力を養います。
専門分野:半導体工学
担当講義:ワークショップ、電磁気学Ⅰ、電子システム工学基礎実験、電子デバイスⅠ ほか
化合物半導体の結晶成長からデバイス作製・応用までを幅広く研究。光電子デバイスの開発を通じて、エレクトロニクスの基盤技術を理解します。
専門分野:ヒューマンインタフェース、知能システム、認知科学
担当講義:人工知能基礎、自動制御、電子システム工学実験 ほか
人と協調して動作するロボットの知能や認知システムを研究。人間機械システムの理解を深め、未来のロボット社会に貢献する技術を学びます。
専門分野:バイオ機能応用、バイオプロセス工学
担当講義:半導体物理基礎、電磁気学I、電子デバイスⅡ、電子システム工学基礎実験 ほか
半導体製造技術を応用し、生命科学分野への展開を目指す研究を実施。ナノ・マイクロスケールの加工技術を学び、医療やバイオ分野への応用力を養います。
専門分野:構造・機能材料、薄膜・表面界面物性、高分子・繊維材料、プラズマエレクトロニクス
担当講義:ワークショップⅡ、電磁気学Ⅱ、電子・光材料 ほか
液晶やELなどの光学デバイスの開発と、プラズマ技術を用いた高性能化を研究。光と電子の融合技術を学び、次世代デバイスの創造に挑戦します。
よく質問いただく内容と回答を以下にまとめます。
ハードウェアとソフトウェア両面からAI・半導体・回路設計・光エレクトロニクス・IoTなど、実践的に学びます。
もちろんです!1年次から段階的に実験や演習があり、マイコン制御や回路設計など、実際に手を動かしながら学べます。また電子システム学科専用のワークショップルームには、秋葉原さながらのパーツストックが充実しています。
大手電機メーカー、情報通信企業、自動車メーカーなどへの就職実績が多数あります。ハードからソフトまでの広範囲にわたる技術を身につけることで、幅広い業界で活躍しています。
入学時に専門を決める必要はありません。1〜2年次では主に基礎的な理論や技術を学び、3年次以降で徐々に専門性を深める仕組みになっています。
いいえ。基礎から丁寧に学べるカリキュラムなので心配ありません。
本学科は「ハードとソフトの両利きエンジニア」を育てることを重視しています。どちらか一方に偏らず、両方の視点で問題を捉える力が身につきます。
約3割の学生が大学院へ進学し、先端研究を深めています。国内外の学会で積極的に研究発表を行っており、卒業後は研究機関や開発部門での活躍が期待されています。
3年生の後期から配属が始まります。希望や成績などをふまえて選択します。
実験実習、研究室配属など、在学生向けの情報を掲載しています。